SmartClearCDNCache
はじめに
SmartClearCDNCacheを利用することで、サーバー配信先がCDNを利用している場合にサーバー配信と同時にCDNのキャッシュクリアを実行することができます。
主な機能
- サイト単位、子サイト単位でCDNのキャッシュクリア設定を行うことができます。
動作環境
Akamaiを利用する場合はCPANモジュール Akamai::Edgegridのインストールが必要です。
使い方
プラグインを有効にする
- サイドメニューから[設定]-[プラグイン]を選択します
- [SmartClearCDNCache]をクリックして設定画面を開きます
- [このブログでこのプラグインを有効にします]にチェックを入れます
- [CDNサービスを選択]で対象となるCDNを選択し、[変更を保存]をクリックします
CDNの情報を登録する
再度プラグイン設定画面を開き、使用しているCDNサービスの情報を入力します。対応CDNと各入力項目は以下の通りです。
AWS CloudFront
- AWSアクセスキーID
- AWSシークレットアクセスキー
- CloudFrontディストリビューションID
- CloudFrontキャッシュクリア対象パス
アクセスキーID / シークレットアクセスキー を入力しなかった場合は IAM Role を利用してキャッシュクリア操作を試行します。
IAM Roleを利用する場合、サーバにPerlモジュール VM::EC2::Security::CredentialCache を追加でインストールする必要があります。※1
また、IAM Role の ポリシーに必要な権限は、cloudfront:CreateInvalidation となります。SmartClearCDNCache 0.1 からPerlモジュール VM::EC2::Security::CredentialCache のインストールは不要となります。
Google Cloud CDN
- GoogleクライアントID
- Googleクライアントシークレット
- Google Cloud API 認証コード
- Google Cloud API アクセストークン
- Google Cloud API リフレッシュトークン
- Google Project ID
- Google CDN 設定名
- Google Clooud CDNキャッシュクリア対象パス
Alibaba Cloud CDN
- Alibabaアクセスキー
- Alibabaシークレットキー
- CDN対象ドメイン名
- CDNキャッシュクリア対象パス
Microsoft Azure CDN
- AWSアクセスキーID
- Azure クライアントID
- Azure クライアントシークレット
- Azure サブスクリプションID
- Azure テナントID
- Azure リソースグループ名
- Azure プロファイル名
- Azure CDN名
- Azure Invalidation path
Akamai CDN
- Akamai アクセストークン
- Akamai クライアントトークン
- Akamai クライアントシークレット
- Akamai APIホスト
- Akamaiキャッシュクリア対象CPCode
AkamaiCDNのみキャッシュクリアの対象パスを指定することができません。
Fastly
- Fastly APIトークン
- Fastly サービスID
- Fastly サロゲートキー
Fastlyの場合はキャッシュクリアの対象パスを指定することができません。
IDCF Fastly
- IDCF Fastly APIトークン
- IDCF Fastly サービスID
- IDCF Fastly サロゲートキー
IDCF Fastlyの場合はキャッシュクリアの対象パスを指定することができません。
Cloudflare
- Cloudflareアカウント名
- Cloudflare APIトークン
- Cloudflare ゾーンID
Cloudflareの場合はキャッシュクリアの対象パスを指定することができません。