サーバー配信機能

目次

はじめに

サーバー配信機能を利用するとMovable Typeがインストールされたサーバーと外部サーバーと同期を取ることができます。公開するサーバーにMovable Typeをインストールしなくてもコンテンツを公開することができるため、セキュリティに配慮したサーバー構成を取ることができます。配信するプロトコルはFTP(s)とrsyncが利用できます。

主な機能

  • FTP(s)とrsynによる外部サーバへのサーバー配信(コンテンツ同期)を行うことができます
  • サイト単位にサーバー配信の設定ができます
  • 複数の公開サーバーにサーバー配信することができます
  • サーバー配信の即時実行および日時を指定したサーバー配信の予約実行ができます
  • 特定のディレクトリやファイルをサーバー配信の対象外とする除外設定ができます
  • 既に登録されているサーバー配信設定を複製して、新しい設定を追加することができます

サーバー配信の設定

新しい配信先を登録する

  1. サーバー配信を設定するサイトの管理画面を表示します
  2. サイドメニューから [設定] - [サーバー配信] を選択します
  3. [新しいサーバー配信設定を作成する] リンクをクリックします
    ssp_01_image01.png
  4. 設定名、サーバー配信設定、配信方法を設定します
  5. 設定名
    任意の設定名を入力します
    サーバー配信設定
    サーバー配信を予約実行する場合、以下の項目を設定します
    サーバー配信日時
    サーバー配信を実行する日時を設定します
    配信結果の通知先メールアドレス
    サーバー配信の処理結果を通知する場合、通知先メールアドレスを設定します
    配信に失敗したときだけ受け取る。
    チェックを有効にすると、配信に失敗した場合のみ通知メールが送信されます
    配信方法
    配信先の情報を複数登録できます。配信するプロトコルはFTP(s)とrsyncが利用できます。
    配信方法:FTPの場合
    配信方法
    "FTP"を指定します
    FTPサーバー
    配信先のサーバーのアドレスを入力します
    FTPサーバーのポート
    配信先の FTP サーバーのポート番号を入力します。通常は 21 です。
    SSL
    有効にすると、FTP サーバーとの接続に SSL を利用します(FTPS で通信を行います)
    ユーザー名
    配信先のFTPサーバーのユーザー名を入力します
    パスワード
    配信先のFTPサーバーのユーザーのパスワードを入力します
    開始ディレクトリ
    配信先のサーバーで、コンテンツを配置するディレクトリを指定します
    ディレクトリは、配信先のサーバー上のパスではなく、FTP ユーザーのホームディレクトリからのパスを指定します。
    除外パターン
    サーバー配信の対象外にしたいディレクトリ/ファイルパターンを入力します。
    複数のパターンを設定する場合は、改行区切りで列挙します。また、Perlの正規表現構文を使用することができます。
    例:
    ignore.html
    /\/2018\/08/
    ※FTP(s) による配信は、配信元から配信先への一方向の同期になります。
    配信先にしか存在しないファイルを削除することはありませんが、配信元にコピーされることもありません。
    配信方法:rsyncの場合
    配信方法
    "rsync"を指定します
    rsync 先のディレクトリ
    rsync 先のディレクトリを絶対パスで指定します
    例:
    testuser@192.168.0.100:/var/www/htdocs/test
    rsync 追加設定
    特定ディレクトリ/ファイルの除外など、rsyncの追加オプションを設定します
    例:
    -a --delete --exclude='mt-config.cgi' --exclude='mt-preview-*' --exclude='/ignore.*/'
  6. 入力した後、 [変更を保存] をクリックして設定を保存します

登録されている配信先を複製する

すでに登録されている設定を複製して、新しい設定を追加することができます。予約配信を複数設定する場合に便利です。

  1. サーバー配信を設定するサイトの管理画面を表示します
  2. サイドメニューから [設定] - [サーバー配信] を選択します
  3. 一覧から複製する設定名をクリックして編集画面に移動して、 [このサーバー配信設定を複製する] リンクをクリックします
    ssp_01_image02.png
  4. 複製された設定が編集状態で表示されるので、設定内容を適宜変更します
    ssp_01_image03.png
  5. 入力した後、 [変更を保存] をクリックして設定を保存します

登録されている配信先を削除する

  1. サーバー配信を設定するサイトの管理画面を表示します
  2. サイドメニューから [設定] - [サーバー配信] を選択します
  3. 一覧から削除する設定のチェックボックスをチェックして、 [削除] ボタンをクリックします

サーバー配信の実行

サーバー配信を実行する方法は、以下の2種類があります。
決められた日時に実行する
サーバー配信設定の「サーバー配信日時」で指定した日時に配信を実行します。
サーバー配信設定の「配信結果の通知先メールアドレス」を指定している場合、実行結果をメールで受け取ることができます。
※サーバー上で、run-periodic-tasks が動作するように設定されている必要があります
※毎週決まった曜日に実行するなどの定期実行はできません
今すぐ実行する
配信先に対して、サーバー配信をただちに実行します。処理はリアルタイムで実行されるため、通知メールは送信されません。
FTPによる配信の場合、"すべてのファイルを同期する"オプションをチェックして有効にすると、前回の差分を配信するのではなく、サイトパス配下のすべてのファイルやディレクトリを改めて配信します。
  1. サーバー配信を設定するサイトの管理画面を表示します
  2. サイドメニューから [設定] - [サーバー配信] を選択します
  3. 一覧から複製する設定名をクリックして編集画面に移動します
  4. [今すぐ配信する] をクリックします
  5. 処理経過がポップアップで表示されます

サーバー配信の制限事項

以下の内容は制限事項となり、将来のバージョンでも修正の予定はありません。
  • FTP(s) による配信は、配信元から配信先への一方向の同期になります。配信先にしか存在しないファイルを削除することはありませんが、配信元にコピーされることもありません。
  • ダイナミック・パブリッシングや、プラグインを利用した動的コンテンツは、配信されたサーバー上では動作しません。
  • コメントやトラックバックは、配信元のサーバーで動作する Movable Type で受信することができます。ただし、受信したコメントやトラックバックが含まれたコンテンツは、配信先のサーバーに自動では配信されません。次のサーバー配信の実行時に、配信先のサーバーに配信されます。
  • [mt-static] ディレクトリに含まれるコンテンツは、配信されません。